~片思いは恋愛だけではない~
片思いは恋愛の世界だけではなく、実は人間界の中でもちゃんと存在します。
それは相手を大切に思う気持ちや関係性を守りたいという思いが、自分ばかりが強くなってしまう事です。
それは夫婦間、親子間、友人、職場の人間関係でも起こります。
片思いとまでいかずとも、温度感の違い…というふうに表れたり。
「この関係を壊したくない」
「相手に嫌われたくない」
「できればうまくやっていきたい」
そんな気持ちが強く出ると、相手に合わせ続けるという構図が出来てしまします。
そして気が付くと自分ばかりが相手に合わせて、我慢している
という状態に陥っている事がままあります。
これが私の思う
「人間関係の片思い」です。
最近、ある女性と以下のようなお話をしました。
夫婦関係の中で些細なことが原因で、口げんかになりました。
子供達にバレないようにしていたつもりですが、息子はパパが間違ってるね、と言ってくれましたが、
それでも主人は
「俺に気持ちを分かっていない」
「分かってくれないなら離婚する」
と言った形で、毎回、ケンカのたびに圧をかけてくる。
奥様としては離婚は避けたい、良き父親ではあるし、夫婦関係は続けたい。
結果、毎回、私ばかりが折れて我慢しています。
表面で理解を示しつつ、「私の気持ちはぁ~~~~???」と心の中で叫んでいるそうです^^;
でもこのような状況はけっして珍しいものではないのです。
人間関係を続けたい側が不利になるのです。
人間関係には時として、以下のような力関係が起こります
「離れてもいい」と思っている人と
「離れたくない」と思っている人
この二人の関係はどうしても後者の人が譲る形になりやすいのは明らかです。
これは性格の問題というよりは、関係を守りたいという気持ちや優しさから出るものです。
ですが、それが一方的な我慢になってしまうと、関係は徐々に歪んでいきます。
人間関係は、本来は両方の歩みがあり、両想いであることが理想ですが、関係性の天秤はどちらかに重心が傾いているのは事実です。
では、夫婦間で起こるバランスの崩れに遭遇した時に、どうすればよいのか?
結論から言えば、従う必要も、戦う必要もないという事です。
関係を維持するため、必要なのは「折衷案」です。
ただこの折衷案、どこで折るか?はやはり、関係を続けたい側、
好きが大きい側が多く折れる事になるのは致し方ないことですが・・・。
「気持ちを理解したいと思っている」
「離婚は望んでいない」と示し、どうしたらお互い納得のいく形になるか?
を考えよう、と伝えて
相手を非難しない、そして自分も必要以上に我慢をしないことが持続可能な関係です。
あらためて言うと、これらは本当に当たり前のことですが、関係を続けたいと思う側の譲歩は必須で、言いたいことを全て吐き出して分かり合おう!などというのはおとぎ話です、と私は思っています。
雨降って地固まる!とは言いますが、雨降って土砂崩れ!もあり得ます。
現に、以前、別の女性から聞いた話は、
小さな口ケンカが絶えない夫婦であった、と。
お互い、腹にため込んんでいると、苦しいからと、吐き出し合った結果、一応、家族としては続いているが。
あの時、主人に言われたこと、私の事をそんな風に思っていたんだ~?というショックは、未だに忘れることは出来ない、と。
事あるごとに思い出す。
その一件以来、情も愛情も何もかも冷めてしまった、期待もしなくなり、諦めたと。
その状態を、ご主人には
「口うるさい妻が大人しくなった」と良い方に受け取っているらしいけれど、妻側からしたら、時期を待っている、という事でした。
これは、世の男性にとっては恐ろしい話ですよ。
この話、シリーズ化できるくらい、色んな例があります^^
話がそれましたが、人間関係は平等ではない、という事です。