~づきたい人には壁に見え、距離を大切にする人には境界線に見える~
先日、知人とある人(Aさん)の話をしていた時、その知人がこんなことを言いました。
「Aさんって、何となく壁があって、とっつきにくいよね。」
その言葉を聞いてそうかな?私はむしろ
「大人として、ちゃんと境界線を持っている人だな。」と映っていたからです。
もちろん、どちらが正しという話ではありません。
でも、コレは
人は自分の価値観、フィルターを通して相手を見ている、という事を改めて感じる会話でした。
その知人は、とても社交的な人で、初対面でもドンドン話しかけて、距離を縮めて、友達になり、交流を楽しみたいタイプです。
一方私はというと、団体行動が苦手で、必要以上に人と、長時間、ダラダラ過ごす関係は出来れば、避けたいタイプ。
だからこそ、Aさんのように
「ここまではどうぞ。でもここからは私の領域です。」という線引きが出来る人を見ると、安心して人間関係を続けらるのです^^
つまり、同じ人を見ても
「壁のある人」
と感じる人もいれば
「境界線を大切にしている人」
と感じる人もいる。
この人それぞれ違う受け取り方をするのが「認知バイアス」です。
認知バイアスとは・・・経験から基づく先入観や、過去からすりこまれた認識(持って生まれた気質によち、処理が違う)によって、物事の判断などが、偏ることです。
自分が、当たり前だと思っている価値観を基準に、無意識に他人を評価しています。
「明るい人はいい人」
「積極的な人は、魅力的」
「控え目は人は、消極的」と決めてしまいがちです。
でもそれは事実ではなく、自分のフィルターを通した解釈なのです。
逆に考えれば、
「人見知り」は「慎重な人」だったり^^
「頑固」は「信念がある人」だったり^^
「マイペース」は「人に流されない人」だったりします。
そして「壁のある人」は「境界線を大切にできる人」かもしれません。
どちらも同じ人なのに、受け取り方でこんなにも違います。
色々な方からお話を聞くと
「会社で冷たい人と思われたようです。」
「愛想がない、と言われました。」
「きつい人だと、言われました。」と落ち込んだり、考え込む人がいます。
でもそれは、本当に冷たい人なんでしょうか?
もしかしたら、その人は他人との距離を大切にしているだけかもしれません。
愛想がない、と言われる人も
自分の想い大切にして、むやみに相手に合わせないだけかもしれません。
あるい人」と言われたことも、ただ単に相手を思うあまり、アドバイスがストレートに出てしまったのかもしれません。
もちろん、人を傷つけたり、配慮を欠いたり(この認識も各自、違うけれど^^;)することはは別の話ですが・・・・。
けれど「皆から好かれる人」を目指して、自分の境界線をなくしてしまう必要はありません。
人との距離感に、正解はないのです。
近い距離が心地良い人もいれば、少し離れているくらいが、安心できる人もいます。
だから私は人から聞いた他人の評価は、うのみにしません。
その人は、そう感じたんだ!でも、私はどうかな?と問いかけるようにします。
それも私の過去の経験からきてる認知で
「あの人、すごくいい感じだから」と言われた人が、全く感じよく思わなかったり^^;
逆に「ちょっと、難しい人ですが」と言われた人が、すんなり会話できたり、という事は多々あります。
結局、人は自分自身を移す鏡なのかもしれません。
人は多面的であり、一つの言葉で表せるほど、単純ではないし、自分の見方が唯一の正解でもありません。
ただ、私なら、Aさんと二人きりで、同じ部屋で、安心して、お茶を飲みながら話せると思います^^
