~これが、手ごわい~
先日、小さな会社を経営している社長さんとお話しました。
その方はとても明朗で情熱のある方です。
社員数が30名ほどなので、コミュニケーションのつもりで若い社員にも、自ら積極的に声をかけ
「こうした方がいい」
「こうすればもっと、伸びるぞ」
と、直接アドバイスをしていたそうです。
ところが先日、マネージャーから
「社長自らに、細かく指導されると若手が委縮してしまいます。少し控えていただけると、現場の空気も緩むのですが・・・・」と言われたそうです。
社長さんはすごくショックを受けていました・・・良かれと思ってやってきたことなのに、と可哀そうなくらい落ち込んでました。
でも、この会社、素晴らしい!!と思いました。
社長に直談判したマネージャー
マネージャーに伝えた新人さん
ショックを受けながらも、それらを受け入れようとしている社長さん。
あらためて、ここは本当に、いい会社だなあ~と感じました(だってね、以前、社長の紹介です、と言って社員さんが相談に来たことがあるのですから・・・珍しいことですよね。)
その社長は、根っからの人好きで、グループで活動することが大好きだそうです。
学生時代もズッとスポーツをし、今でもバスケットをしているようです。
先輩が後輩にアドバイスをする、きっとそれは彼の中で当たり前だったのです。
厳しく育てられ、叱られながら仕事を覚え、期待されているから言ってもらえるんだ!と受け止めていた時代でした。
その気持ちはとても自然な事と思います(私もバブルを経験、昭和な人間ですから^^)
でも、時代は大きく変わりましたよね…正直、ついていけてない自分を感じます。
今の世代は、情報量がとても多く、私や社長さん世代(1960年代生まれ)とは違い、人との比較の中で当たり前のように育ってきました。
子供が減り、大切に大切に育てられ、いわゆる「いい子」で失敗することへの恐れも強く、
「間違えたらどうしよう?」という気持ちで仕事をしている人が増えてきているように思います。
それと、人間関場mンの構築においても、今の新人君たちはパーソナルスペースが大きく、仕事とプライベートを分けるので、直に社長!となるとプレッシャー以外の何物でもないのでしょうね。
もちろん、熱く語ってほしい若者も大勢いると思います。
だから、難しい。
熱血が悪いとは思わないけれど、届け方は少し変えた方がいいのかな。
昔は「教える」が育成でした。
でも今は「教える」よりも「考えさせる」
「教える」よりも「話を聴く」
そのような関わり方が相手の力を引き出すという場面が増えてきています。
選択理論の場でも
どうしたい?
どうなりたい?
それを実現するにはどうしたらいいと思う?
とクライアントさんに考えてもらって、答えを出してもらいます。
熱さをなくす必要はなく、そのままのHOTでいい。
でも、相手に思いを投げるのではなく、相手に選択させる、考える余裕を与える、そんな風にすると、社長の威圧感は減るのではないでしょうか?
会社のやり方は他社に準じる事はなく、皆が意見を言えるという雰囲気はいい事なので、コミュニケーションの取り方を変える。
権威のある立場にある者ほど、相手の意見を聞くことに重きを置く、これがこれからのリーダーの在り方なのかな?(なかなかのハードルである^^;)
でもだからと言って、時代が変わったから、自分が否定されているという事ではなく、相手に合わせて形を変えれることが大切なんだと思います。
私もカウンセリングの場ではそうありたいと持っていますし、日々、それを実践していると思っていますが、これがプライベートになると、いささか話違ってきます^^;
どんな場面でも、そのようにできるような自分を目指して修行?中です^^
