~言いたいこと、しまい込んでないですか?~

先日、風邪でもないのに、突然声が出なくなった!という方とお話しました。(当然、あらゆる検査をしたようです。)

そして最終的に、医師に心療内科に行くように勧められたそうです。

しかしながら、本人は特に、日常生活で大きな悩みを持っているわけではなく、行ったとて何も言うことないとの事でした。

そういえば、これまでも何人か風邪を引いたわけでもないのに、声が出なくなったという人がいました。

かく言うう私も数十年前、その経験をしたことがあります。

風邪でもないのに声が出くなる原因は様々あると思います。

喉や声帯の問題もあれば、ストレスが関係していることもあります。

本当に喉って面白い器官です。

生きていくために食べたり、飲んだりする器官であり

声を出して、他人に自分の思いを伝える役割もある。

深呼吸してリフレッシュする時も空気は肺から喉を通るし、

「眠いよ~」「退屈だ~」のあくびも訴えとして喉を通る。

今回は声が出なくなる原因を、【ストレス】によるものにフォーカスしたいと思います。

先日のお話した方から感じた事は、

「もしかしたらこの人は言いたいことを、ずいぶん長い間、我慢してきて、その我慢にすら気づいてないくらい、深く暗い影を持ってるのではないか?」

という事です。

本人が我慢に気づいてない・・・このパターン、結構います^^;

喉は、たくさんの役割を担っているが、今回は「声を発する」という事に焦点を当ててみると、

声は嬉しい時には嬉しい!と言う

悲しい時には悲しい!と言う

嫌な事があれば嫌です!と言う

人は声を使って、自分の気持ちを外の世界に出します。

ところが

「こんなことを言ったら、相手を傷付けるかもしれない」

「意見は違うが、大人の対応で受け入れた事にしよう」

「毎回、同じことの事の繰り返しなので、こちらが引こう」

と自分さえ我慢すれば、全て丸く収まる、ここで本音を言ったら、面倒な事になるし、敵を作るかもしれない・・・と飲み込む癖がついてしまっている。

そんな思いも、状況により、何度かそうしなければならない事はあるでしょう。

人間関係を円滑にするために、仕事やご近所付き合いにおいては決して悪い事ではありません。

でもそれが、自身の人生全体がそうなっていたらどうでしょう?

心で感じた事と、口から出てくる言葉が常に違い、ドンドン離れていく。

そして我慢することが当たり前になってしまうと、自分の本当の気持ちが分からなくなってしまう。

心の中で色んな思いが渦巻いているのに、その渦にすら気づかず、いつの間にか心が弾まなくなっている。

表に出ないその心の不安や緊張は、体に不調を起こしたりもします。

そのストレスを1番最初に受ける器官が喉のなのです。

アーユルヴェーダでは第5チャクラにあたり、言語やコミュニケーションを司どります。

自分の思いを伝えるための場所なのに、伝えたいことをずっとそこに留めていること自体、ものすごいストレスです。

もちろん、声が出なくなるという事が必ずしも「言いたいことを我慢している」とは限りませんが、これをきっかけに自分の心の状態や、日ごろの生き方を深く見つめてみるのもいいかもしれません。

自然体に、正直に・・・と言う事は思ったことを片っ端から口にするという事ではなく、先ずは自分の気持ちを一切、否定せず自分が認めることです・・・これが意外と難しかったりします^^;

以前、そのメソッドをしたある方は、各シチュエーションごとに

どう感じるか?という質問に対して

「何が自分の感情なのか分からない。常にこれは正しい答え、これは良くない、と頭でしか考えられない」と。

そして、本人曰く、

「心の厚い壁の向こうに自分の本音があるように思うが、それはとても醜いもので、人に知られると、恥ずかしいので、出してはいけない」と自分が自分に言い聞かせている、と。

そこまで、分かってくると、その後、少しづつ、恐れていた自分の中を覗けるようになりました。

彼女は一人っこで、愛情深い母親に育てられました。母親はすごく厳格で厳しい人だったようで、教育熱心で、ともすると過干渉で、大変世間体も気にする性格だった、と。

人様から後ろ指さされるようなことはするな

親の顔に泥を塗るようなことはするな

皆から愛される女性になりなさい・・・物心ついた時から言われ続けていた三か条は今でも頭の中にしっかり留まっているようです。

物心ついた時に、暗示をかけられて、その後、事あるごとに呪文のように言われると刻み込まれるのは仕方ない事ですね。

でも、気付いた時が呪縛からの解放です。

決して、彼女の親は毒親ではなく、ただただ、昔の風潮に習っただけです。

それこそ、それをスキルとして、親の前では三か条で振舞い、本来の自分で生きていきたい世界では、心の声に耳を澄まし、先ずは何を感じているのか?それを認めることから始めると、喉は解放されていくはずです^^

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