~過去を悔やむ気持ちはどこから来るか?~

「あの時、あんなことを言わなければ良かった」

「もっと優しくできたかもしれない」

「違う選択をしていたら、今は変っていたのかも?」

セッションをしている中で、時々、このような事を聞くことがあります。

私も、人生においてそう思ったことはあります。

人は大なり小なり、過去を思いかえして、自分の行いを後悔する時があります。

でも、過去を悔やむ気持ちは「失敗したから」生まれるのでしょうか?

その気持ちは、必ずしもネガティブな事ではないのではと感じました。

過去を悔やむ気持ちは、その出来事を「大切に思っていた証し」でなないのかな?と思います。

どうでもいいことは、忘れてるし、悔やみませんよね^^;

後悔、それは大切な人に言ってしまった、強い言葉だったり、

本当は優しくしたかったのに、自分にゆとりがなかったから、イライラしてそうできなかった。

今、思いかえすと、大切な人、大切な時間だったからこそ「もっと出来たはず」と思ってしまうのです。

けれどその

「もっと出来たはず」は今の自分だからこそ思える事。

あの頃の自分は、その知識も、その心も、時間にゆとりがない中でやってしまったこと。

今だから見えている答えを、過去の自分に求めるのは、酷です。

人は、時々、フッと、昔の自分の未熟さが見えて、過去の自分の行いを責める時があります。

悔やむ時があります。

でも、それは間違った人生、選択だったという意味ではないと思います。

むしろあの経験があったからこそ、優しさや思いやりも、学びも生まれたのはないかな、と。

そして、後悔から分かるのは

自分が人生において何を大切にしているのかな?という事です。

あの時の私はそれが精いっぱいだった。

あの時の私は、そうすることで自分を守っていた。

どんなに未熟で、嫌な自分であったとしても、その時はそうすることしか出来なかった。

そう思えるのは優しくなったから

たくさんの思いやりが出来たから

過去は変らないけれど、今この瞬間から、未来は変わる。

過去の自分に「よく踏ん張った」と声掛けをしてみると、自分がどれほど、自分を守ろうとして戦っていたのかが分かります。

その声掛けが、今の自分を少しづつ、楽にしていってくれるはず。