私が幼い頃は（昭和ですよ😊）、理屈っぽい人のことを「頭デッカチになってる。」という揶揄する言葉を聞く機会がよくありましたが（使い方合ってないかな？）最近、めっきり聞かなくなりました。
確か、頭デッカチの後は、尻すぼみ！でしたね。
勢いがあるのは最初だけで、理屈ばっかりで、行動が伴わない！という意味合いだったと思いますが、私の回りでは、考え過ぎな事、として使用してました（ご理解下さい）
話が反れましたが、頭で考える、思考という人間に与えられた能力は、未来を予測して危険を察知して、回避する事に大変、長けました。
その能力のお陰で、幾多の危機を乗り越え、猛獣にも殺られずに生き残ってきたわけです。
知恵があるがゆえに、アンテナの感度が、磨き上げられてきた人間ですが、進化論でいうと、脳は開発したい部分だけでをはなく、それに付随する余計な部分も開発されるそうです。
動物は今、この瞬間の危険察知能力はずば抜けてますが、未来を予測しないので、明日を思い不安になったしません。今を生きる、と言う潔さしかないのですが、人間は、未来の危険察知能力を持った時点で、未来を予測する脳も開発されてしまいました。
良くない部分の開発、、それは妄想です。
まだ起こってない未来への不安、心配、憂鬱など、どれもいらないものですね。
この、発達した不要な脳の働きを止めるには、瞑想が効果的なんだそうです。
私も現在進行形でサマタ&ヴィパッサナー瞑想にチャレンジ中ですが、始めてみて、愕然としました！
なんと、世界で一番コントロール出来ないのは自分の心だったのです。
心は常におしゃべりしてて、あちこちに意識が飛ぶ飛ぶ！
静かに座り、さぁ、心を落ち着けて、呼吸に意識を集中して、と始めた途端、今まで気にならなかったエアコンの音が耳に付いたり､急に眠くなったり、買い物しなきゃ、何々しなきゃ、掃除も・・・と！どうでもいいことが次から次に思い浮かんできます。
横にどけても､だめです。心は常に、移ろい散漫です。
暴れん坊です。でも、それでも鼻孔に空気が入る、出るという事に集中出来る瞬間があります。
その瞬間を増やしていく。
諦めない
反復
出来ないことを嘆かない
ただ呼吸に意識を集中させて、心があちこち泳ぎ始めたら、また戻す。
これで、開発された不要な能力は無力化されていくようです。
私は人様に「瞑想してます。」とは言えないのです。
なぜなら瞑想しながら、迷走してますから（ダジャレではなく本当に！）
でも、今は続けるしかないと、思ってます。
続ける中で､変に習慣化されて惰性になってもいけない！と説明されているので､ 気を引き締めつつ、サボりたい癖と戦ってます。
迷走、否、瞑想、一応続いてます。
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