~合わないところより、支え合えるところに目を向けよう~

この年になると長いお付き合いになる友人が何人かいます。

それこそ、20年、30年、40年以上^^

バブル真っただ中の青春時代を仲間達と過ごせた事はとても貴重な体験で、楽しい時間でした。

仲間達のその後の人生は、それぞれの選択により、様々な方向に道が分かれていきました。

私は仕事が楽しくて、海外にも行く、新しい仲間と仕事をする、など外へ外へと向かっていきました。

今のノンビリな生活からは想像もつかない、やかましい??生活でした^^

そんな風に、違う道を歩みながらも、たまに会ったりする中で感じ始めた違和感。

楽しみにしていたのに、いざ会うと会話のテンポが合わなかったり、

話の論点がずれたり、話題そのものを知らなかったり、興味がなかったり・・・・。

そんな経験は私だけではないはずです。

以前は、早くに結婚し子供を産んだ友は、会えば子供成長と、ちょっぴり夫と姑の愚痴など^^;

最初はフムフム、それは大変ね~と聞くも、年月が経つと、孫の話になり、義両親の介護の話になる。

何もね、私も愚痴を言わないわけではないし、親の事は気になりますが、全体の会話の中で何をメインにもってくるか?この感覚が肝で、その配分が同量の人達に対して

気が合う

ノリが合う

分かってくれる

となるのでしょうね。

毎回、自分が聞くばかり、相手の話題に合わせるばかりで

「もう無理かもと思う事があるけれど、ふと冷静に考えると、その知人は私の体調が悪い時は話をじっくり聞く側に回ったり、長い付き合いなので私の母は元気で過ごしているか?などプライべーとな話をサラッとできる相手です。

これって凄いことです。

会話の内容や呼吸が合わなくて、イライラしたりしますが、その友の優しさや、私に対する嘘のない誠実な態度に、ムクムクと感謝の気持ちが湧いてくる瞬間がありました。

多少の荒い言葉や、甘えを出したとしても、早々壊れない関係なのだ、と。

人間関係は「全てが合う人」ばかりではありません。

話が弾む人、価値観が近い人

あるいは行動で支えてくれる人。

何もかも求めると、関係にひずみが出ますが

この人は私の家族を大切にしてくれる

この人は信頼できる

この人とは、この話題では盛り上がれる

この人といると学べる・・・・等々割り切ってみると関係が無理なく、長く続けることが出来ます。

以前、元宇宙飛行士の野口さんが以下のような事言ってました。

「数か月間、狭い宇宙船の中で過ごす仲間は、何をおいてもチームワークが大切である。

超優秀な人達で、共有する時間は超濃密である。

トラブルが起きたら、全員で協力&解決する。

そう言う時間を過ごした仲間であるから、地上に降りた生活の中でもうまくやれるかと言うとそうではない」と。

やはり、毎日の生活を共にする人間と、何かを成し遂げるための人間、リラックスするための人間は違うのだ!!というような事をどこかで話していた記憶があります。

本当に嫌で、我慢しても意味ないなと思う人間関係は、ブッタ切ったらいいと思いますが、何かしら心にある場合、角度を変えて関係を続けると、気持ちが楽になります。

会う頻度、時間、自分がどのような心理状態なのか?

それを踏まえた上で、長く続いている人間関係で、いい人なんだけど時々イライラするな~~と思ってる相手に対しては、その人のいいところにフォーカスして、感謝できればヨシとしましょう^^

とりあえず、関係を横にフイっと置いておく。

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