~誰かではなく、何かに支えられる生き方~

先日、敬愛する「養老孟子」先生の講演会のVTRを見ていた時のこと。

事前に「どのような時に幸せを感じますか」とアンケートを取ったのだが、先生は答えに目を通し、非常に危うさを感じた、と。

最近の若い人たちに「幸せを感じる瞬間は?」と尋ねると、ほとんどの人が

「友達と分かり合えた時」

「家族が仲良くしている時」

「誰かに褒められた時」と答えるそうです。

なるほど、そうか、と思うとに同時に、その答えは若い人に限ったことではないな、というのが正直な感想。

現代では老若男女、ほとんどの人がそれに近い答えを言うでしょう。

確かに、それらはとても素敵な事だと思います。人と心が通い合う喜びは人生を豊かに、心を温かくしてくれるけれど、養老先生同様、私もな危うさを感じます。

何故なら、幸せの源が「人」にしか向けられてないから。

人は思ってる以上に移ろいやすく、もろいものです。

自分の胸に手を当てて、聞いてみてください^^私なんかその典型です^^

その日の気分、環境、体調、状況、少しのことで、気分は下がったり、上がったり。

そして他人もまた、同じように果てしなく変わっていくもの。

そんな不安定なものに、自分の幸せのすべてを委ねてしまうのは危険です。

まるで波打ち際に建てる砂のお城の様ではないですか?一瞬で崩れてしまいます。

だからこそ、もう少し人間との関わり以外にも目を向ける必要を感じます。

それは何かといいますと、何気ない日常自然です。

朝起きた時のカーテンから入る木漏れ日

窓を開けた時に、外に出た時に季節の香り、光り。

木々のざわめきや、鳥の冴えづり

夕日、夕焼け(最高のアートです^^)

愛犬のはしゃぐ姿

猫が日向で気持ち良さそうに眠る姿

それらに幸せを感じる感性を持っていると、人間関係の波に揺らされても、心の軸が不安定に揺れにくくなります。

幸せは「人」との関わりだけではなく、もっともっと静かで、広くて、深い世界にあるように感じます。

その静けさは一人で過ごさないと、他人とワチャワチャしてる中で見いだせるものではありません。

他人任せの幸せから、自然や生命に寄り添う幸せへとシフトする生き方が、これからの人生に大切な心の土台になるような気がします。

とかく島国の日本は、協調や助け合い、繋がりを言いますが、それは距離的、物理的に一か所に集まる事ではない。

何もかもが変わりゆく中で、自然を感じながら、自分も自然に変化していき、幸せを感じっるように、なると心はもっと自由になれる。

まずは気ままに何にも拘束されず、好きな事をする時間を作ろう

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