先日、ある女性が
「もう、決める事に色々疲れました。」とため息をついていました。
彼女は、二人の子供を持つ母であり、妻であり、
職場ではチームリーダーです。
最近、様々な決定権がすべて自分に回って来てる
ように感じ、ほとほと疲れる、と。
仕事はともかく、家庭のこと(家の管理、預金など)、
子供の事(習い事や学校行事)、果ては実家の
事まで、全てにおいて
一人で決定している感じがするらしい。
ご主人は「君に任すよ。」のスタンスで
決められた事に従うのは苦にならない性格らしい。
たとえそれが意に介さない事でも(これはこれですごい!)
コロンビア大学ビジネススクール教授、
シーナ・アイエンガー氏の著書
『選択の科学』には
生きるとは選択の連続の事である、と記されています。
何も決定権は経営者やオーナーだけではない。
自分が何かを始める時や、やめる時も
決定権は自分にある!というか自分にしか決められない。
でも、少しだけ相談する相手がいると
随分、気持ちが変わってくるはず。
だから家族の話は、とにかく聞いてあげよう。