「人はどんな人生を送ろうと、
どんな育ち方をしようと
年を取れば皆、孤独なもの」
これは『90才、何がめでたい』の
著者の佐藤愛子さんの言葉です。

かの本は発売当時、母に勧められて読んだ
記憶がありますが、内容は覚えてないです。
今回、映画化が決まったことによるインタビューを
拝見したとこ、感銘を受けた次第です。
以下、抜粋します。

100才を迎えられた今、もの忘れも
始まり、書くこともしなくなり
日中やることがない。

家族はいる、
世話をしてくれる者もいるが、
孤独である。

どんな生き方をしてこようと
どんな環境に育とうと
晩年は孤独なものだ。

かの、仏陀も
人は1人で生まれて、
1人で死んでいく孤独な存在だと
説いてます。

昨今、メディアは、孤独を敵視し、
孤独を回避するべきだと
プロパガンダを振り回しているが、
的外れ、見当違いもいいところかも。

晩年、万人にくる『孤独感』なので
あるならば、抗うのではなく
自分の隣にヒョイっと孤独を置いて、
うまく共存する良い方法を
大いに論じてもらいたい。

これ以上、見当違いで我々に
恐れを押し付けてくれるな!