今、中居くんの女性とのトラブルが発端でフジテレビ等が各局で喧々諤々、騒がれていますね。
アーティストはともかく、スポンサーから給料をもらって(表現合ってる?)TVに出ている芸能人は、日本の、清廉潔白な芸能人を望む時代には生きずらいでしょうし、気付かぬうちに、いつどこで何に巻き込まれるか分からないので戦々恐々としている事でしょう。
ニュースで見ただけなので、何とも言えませんが「疑わしきは罰せず」の精神は遠の昔に消えてしまい、記事にされた怪しいものは全排除!になってしまうようですね。
しかしながら一発アウトな風潮は日本だけではなく、海を越えた海外でもあるようです。
ジェンダー女優初、アカデミー賞にノミネートされたカルラ・ソフィア・ガスコンは世界中の賛美を浴び、製作者は本人と作品を世界中に、宣伝していましたが、ある記者が、ガスコンが過去にSNS上で差別的な発言をしていたと告発し、そっぽを向かれたらしいです。それはそれは恐ろしいくらいに一気に!!
彼女がTVで、過去の過ちを未熟であったと、後悔反省しても、現状、変わらず文字どうり一発アウトです。
作品、演技が素晴らしいそうなのですが、何とも後味の悪い結果になりましたね。これなども、周囲の関係者に多大な迷惑が掛かっているので、その方達は巻き込まれたと言えるのでしょうね。
これを知り、アインシュタインのある有名なお話を思い出しました。
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教室で彼が子供たちに授業をしていた時の話です。
黒板に順番に計算式を書いていきました
9×1=9
9×2=18
9×3=27
↓
↓
9×7=63
9×8=72
9×9=81
9×10=91
と書いたら、答えが間違っていると多くの生徒がバカにしてきてはやし立てたと。
彼は教室が静まるのを待って、こう言いました。
私は10個の問題のうち、9個を解いた。しかし、そのことを誰も称賛せず、間違えた1問を皆でからかい笑う。
これが何を意味するか分かるかい?
これは、人が成功しても気づかないが、小さな間違いには気づき、それを皆で叩く社会そのものだ。
修正は必要であるが、間違いはプロセスの一つでり、あってしかるべきである。
決して間違いを犯さない唯一の人、それは何もしない人だ、と。
最後の1行は昨今の、日本とは微妙に事情は違いますが、一つのミスが致命傷になる社会性は今も昔も変わらないようです。
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