尊敬するイチロー氏が、最近、活発に活動しています。いや、以前から変わらず、常に一定のレベルを保ち活動し続けてるであろうイチロー。

野球に興味がない私も、イチローの生き方、思考、思想にはすこぶる興味があります。

しかしながら、彼の情報を逐一、追っかけているわけではなく、自然に入ってくる情報を嬉々として受け入れている状態です。

でも、イチローは、現実に、お友達になりたい人ではありません。なぜなら、彼のような人の近くにいると、【ごっつ自己概念が下がる】事、間違いなしですから^^;

あれほどの才能を持ちながら(野球界の人達が言うので間違いないでしょう)、なお、常人では考えられないハイレベルなトレーニングを、現役時代から、今に至るまで欠かすことなく続け、何なら、現役時代よりトレーニングは増やしていると、本人がインタビューに答えてました。

二週にわたり、情熱大陸に出演してましたが、カメラが引きで撮影してる時など、どう見ても20代の青年にしか見えない。

若くあろうとしているわけではなく、大大大好きな野球を少しでも、上手く、長く続けていくための努力が生み出した副産物があの驚異的な若さだ。

さて、前置きが長くなったが、今回はイチローさんが、ある女子タレント(堀田茜ちゃんだ^^)からの質問に答えるのだけど、私の大好きなイチロー節が飛び出し、あらためて、そのテーマについて考えさせられることがありました。

茜ちゃんは、仕事が思うように出来なかったりすると、落ち込んだり、自己否定することがあるが、常に自己肯定感高く、楽しく仕事をしていくために、イチローは自己肯定感と言うもをどのように保っていますか?と聞きました。

イチローの第一声は「先ず、言える事は仕事なんか思いどうりいかないでしょ!」とニコやかではあるがキッパリと否定しました。

直後、「僕は自己肯定感と言う言葉は、知りませんでした。今、初めて聞きました。

今日、初めて聞いた言葉で、受った印象は後免さないね、【気持ち悪い】と言う感じです^^;」

何度も気持ち悪いを連発してました。

他人肯定ならまだしも、自己肯定には抵抗がある。自己肯定の対極が自己否定に直結しているなら、どうかと思うが、自分は仕事をする時、自己疑問をいつも持っている、と。

これでいいのか?と。

茜ちゃんの質問は、ストレスフリーで、いつも面白おかしく仕事をするにはどうしたらいいか?という事ですか?と、全てを理解した上で以下のような事を言ってました。

確かに、ストレスフリーで楽しくやってる人たち、いいなあ~と思うけど、果たしてその人たちは、人間としても厚みや重みがあるのだろうか?

その人たちの、否定しない、肯定ばかりの世界で、振り返らない、明らかにダメなのに、誰からも何も言われない・・・・となると人間は弱い生き物なので堕落しないか?肯定ばかりされていて、それでも己を律するくらい強くはないような気がする、と。

ここまで聞いて、私は腑に落ちた。

そして、イチローが思う、人間が最悪、あるいは魅力的でない状態になる時は【自分は偉い】と思った時。

この言葉はイチローの生きた言葉。信条でしょう。

自分は偉いと思って、才能がありながらも、結果を出せずに散っていった、選手を数々見てきたのでしょうね。

昨今の面と向かって相手を否定しない、はどうも別な方向に進み、ダメダメでも、間違っていても正さない風潮は、あらゆる建設的で素晴らしい何かを生み出すことを、否定しているように思います。

では、イチローさんが思う自己肯定感、あるいは自己満足とは何ですか?

【周りが楽しそうにしている時、満足感を得る】との事です。

やっぱり、すごい!

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自己否定

自己反省

疑問

本当にしてはならないのは自己卑下です。

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